庭や駐車場の地面が雨も降っていないのに濡れている、水道料金が急に高くなった。このような場合は、地中に埋まった給水管から水が漏れている可能性があります。地中の水漏れは発見しにくく、漏水箇所によって修理の依頼先や費用負担が異なる点にも注意が必要です。新潟市での確認方法や応急処置、修理の依頼先を解説します。
埋設された給水管の水漏れは、地面や水道メーターの変化から気づくことがあります。ただし、いずれも地中で漏水していると確定できるサインではありません。
雨が降っていないのに庭の一部だけが湿っている、駐車場の舗装の隙間から水がしみ出すといった場合は注意が必要です。同じ場所に水たまりができることもあります。ただし、雨水の残留や地下水、排水設備の不具合も考えられるため、地面の濡れだけで給水管が破損したと断定しないようにしましょう。
家族の人数や水の使い方が変わっていないのに、検針票の使用水量が増えている場合は漏水を疑う手がかりになります。料金だけでなく、前回や前年の同じ時期の水量を比較しましょう。変化に気づいた時期を記録しておくと、修理業者への説明に役立ちます。
家中の蛇口や水を使う機器を止め、水道メーターのパイロットを確認します。水を使っていないのに回っている場合、メーターより家屋側で漏水している可能性があります。ただし、地中か屋内かまでは分かりません。詳しくは水道メーターで水漏れを確認する記事も参考にしてください。

水漏れを疑ったら、安全に操作できる範囲で水を止め、状況を記録して相談先を確認します。
水が大量に漏れている場合は、止水栓を閉めて被害の拡大を防ぎましょう。戸建てでは水道メーターボックスの周辺に設けられていることがあります。設備の種類によって操作方法が異なるため、フタやバルブが固い場合は無理に動かさず、水道局や修理業者へ相談してください。工具で無理に操作したり、自分で地面を掘ったりしないことが大切です。
濡れている場所や範囲、異音の有無、メーターの動き、異常に気づいた時期を記録します。地面の写真を残しておくと問い合わせ時にも役立ちます。地中の配管は目視できず、漏水箇所の特定に専門的な調査が必要な場合があります。地面の陥没など危険が見られるときは近づかないでください。
新潟市では漏水の場所によって修理の担当先が異なります。道路部分や第1止水栓までの漏水が疑われる場合は水道局、それより家屋側の漏水は指定給水装置工事事業者が相談先です。漏水箇所や止水栓の位置が分からないときは、水道局へ確認しましょう。
同じ宅地内であっても、水道局が修理する区間と利用者側で修理を手配する区間があります。
新潟市では、道路部分や宅地内の第1止水栓までの漏水は水道局が無料で修繕すると案内しています。戸建ての第1止水栓はメーター脇にあることが多いものの、位置が分からない場合は確認が必要です。水道局の修繕でも、植木の移植やコンクリート・タイルなどの復旧は対象外です。工事に伴う復旧の範囲も事前に聞いておきましょう。
第1止水栓より家屋側の漏水は、原則として所有者が費用を負担し、新潟市指定給水装置工事事業者へ修理を依頼します。埋設管の漏水調査や掘削、復旧まで対応できるか確認しましょう。賃貸住宅では先に管理会社や所有者へ連絡してください。漏水位置の判断が難しい場合は水道局へ相談しましょう。
地中の漏水は調査や掘削を伴うことがあります。一般的な蛇口・トイレ修理の料金を埋設管修理の料金として扱わず、地中給水管の調査・修理に対応しているかを必ず確認してください。
地中の漏水修理は、場所の調査、必要な掘削、配管の補修・交換、埋め戻しの順に進むことがあります。
業者がメーターや地面の状態を確認し、必要に応じて音を使った調査などで漏水箇所を絞り込みます。地表の濡れた場所と配管が破損している場所が一致するとは限りません。調査方法と費用をあらかじめ確認しましょう。
位置を特定したら必要な範囲を掘り、配管の材質や損傷に応じて補修・交換します。修理後は漏水が止まったことを確認して土を埋め戻します。駐車場の舗装復旧は別工程になる場合もあります。断水が必要か、作業に何日かかるかも確認しましょう。
費用は配管の深さや材質、調査方法、掘削範囲、舗装の復旧などによって変わります。見積もりでは調査費・掘削費・配管修理費・埋め戻し費・復旧費が含まれるか確認してください。追加工事が必要な場合の説明方法も聞いておくと安心です。
料金だけでなく、指定事業者かどうかや対応範囲、作業可能日を確認して選びましょう。
市の指定給水装置工事事業者一覧で指定状況を確認できます。給水装置修繕登録工事事業者リストも参考になります。ただし、一覧への掲載だけで埋設給水管のすべての工事に対応できるとは限りません。具体的な作業内容を伝えて確認しましょう。
調査から修理後の復旧まで一括で依頼できるか、工程ごとに料金がかかるかを尋ねてください。舗装の取り壊しや再施工が必要な場合は、見積書の内訳と追加料金の条件をよく確認しましょう。
東区・中央区・江南区・秋葉区・南区・西区など、同じ新潟市でも業者によって対応範囲や訪問可能日が異なります。住所と症状を伝え、調査と修理の日時を確認してください。緊急時は電話の受付時間だけでなく、実際の作業可能時間も確かめましょう。
新潟市では、漏水により使用水量が不明になった場合に、過去の使用実績などから水量を認定する制度があります。修理完了後に「使用水量認定申請書 兼 給水装置修繕報告書」を提出し、審査を受ける手続きです。必ず料金が減るわけではなく、修理費用への補助制度でもありません。漏水を知りながら放置した場合などは認定されないことがあります。詳細は新潟市の公式案内で確認してください。
地中の水道管の水漏れが疑われたら、地面や水道メーターを確認し、無理な掘削は避けましょう。新潟市では第1止水栓までとその下流側で修理の依頼先が異なります。場所が分からない場合は水道局へ確認し、自己負担の工事は指定工事事業者に見積もりを依頼してください。
新潟市水道局の「給水装置修繕登録工事事業者(※1)」のリスト(※2)に掲載され、同リストで対応時間が「終日」、休業日が「年中無休」とされている事業者の中から、新潟市で水回りの修理に対応する2社をピックアップしました。
新潟市水道局「優良工事店表彰※3」の実力派
合計価格:3,300円(税込)~
※トイレつまりの場合
※修理費用は出張費1,980円(税込)を含む
※東区・中央区は距離に応じて別途出張費が加算
| 24時間対応 | |
|---|---|
| 定休日 | 無し(年中無休) |
新潟市全8区を含む県内全域に対応
合計価格:8,800円(税込)~
※トイレのつまり・水漏れなどの場合
※部品代、廃材引き取り料、特殊作業費が必要な場合あり
※割引の適用条件・期間などは公式サイトをご確認ください
| 24時間対応 | |
|---|---|
| 定休日 | 無し(年中無休) |
※選定条件:新潟市水道局の「給水装置修繕登録工事事業者リスト(※2)」に掲載され、同リスト上で対応時間が「終日」、週末等・夏期・年末年始の休業日がいずれも「年中無休」とされている事業者のうち、公式サイトの主要導線から一般家庭向けの水道修理情報を確認でき、トイレ・蛇口・台所・排水管などの具体的な対応内容に加えて、「料金目安」または「一般住宅の修理事例」を掲載している2社をピックアップ。(登録状況:2026年5月1日時点、公式サイト調査:2026年9月11日)
(※1)新潟市水道局の「給水装置修繕登録工事事業者」とは・・・指定給水装置工事事業者のうち、水道局の募集に応じて一定要件を満たし、修繕工事の依頼に確実・迅速・誠実に対応できる事業者として登録された業者です。
(※2)参照元:新潟市水道局公式HP「給水装置修繕登録工事事業者リスト(PDF)」
https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyogesuido/suido/takunaisyuri/takunaishuri_list.files/20260501all.pdf
(※3)優良工事店表彰とは・・・施工技術の向上、意欲の高揚を図ることを目的として、「水道管布設工事」「緊急修繕協力」「給水装置工事」「特別表彰」の4つの部門で、工事の施工内容が優秀であるなど、他の模範となる業者を選考し、各部門の「優良工事店」として表彰している表彰です。
参照元:新潟市水道局公式HP「令和3年度「優良工事店」表彰者並びに表彰式について(PDF)」
https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyogesuido/suido/jigyousha/gyoshahyo.files/20210601_hyoushou.pdf